トップページ > 一貫生産体制による建築金物の製造工程 5.タレパン(NC加工)

5.タレパン(NC加工) 一貫生産体制による建築金物の製造工程

タレパン(NC加工)シャーリングした板を、
タレット式パンチングプレス機(タレパン)で、
加工データの数値通りに切り欠きや穴あけなどの
加工を行う工程です。

加工できる材質は、
ボンデ鋼板・ステンレス・アルミなどです。

加工可能範囲は厚みでシャーリング工程と同じく、
ボンデ鋼板で0.8mm〜3.2mmまで
ステンレスは0.8mm〜2.0まで
アルミは0.8mm〜3.0mmまで可能です。

幅はすべての種類で1218mm〜4000mmまで加工することが出来ます。

寸法公差は、製品の要求レベルによりますが、±0.1mm/m以内の対応が可能です。
シャーリングと同様にステンレス・アルミに関しては素材の傷を防止するために
養生材付の(通常片面でご要望があれば両面も可能)材料を使用しています。

この工程でシャーリング工程によって四角にカットされた鋼材を、
約50種類のプレスの切断歯を組合わせて色々な形に切り欠いて行きます。
板材の四方を切り欠き箱曲げにするものや、
曲げた後に45度の切断した形状(トメ加工)に切り欠いたり、
取付け用の穴を開けたり皿穴加工も行います。
そのほかには鍵のプレートや任意の大きさの円の板を製作することもあります。

NC加工とは、
加工機の動作を数値情報で指令する数値制御による機械の加工方法のことで、
1台の機械で多種多様な加工を高精度で行うことができるので、
多品種少量の生産にも対応でき、尚且つ同じ部品を複数作る際には、
同じ精度のものを同じ時間で加工することができます。

佐武

1点ものや小ロット、
短納期という状況に対応できるようにするには、
準備が大切です。

工具のセットや加工する材料のセッティングなど、
間違いがないように注意し、
すばやく行うよう心がけています。

1枚の板から立体の商品が出来る!
そんな楽しみが、この仕事にはあります。


図面通りに正確に、そしてスピーディーに加工できるように、
先輩の背中を見ながら技術を磨いていきたいです。

お問い合せ・カタログのご請求は今すぐこちらから

このページのトップへ戻る